・800形(画像をクリックすると更に拡大画像が見られます)
812号車
最後に残った812号車
2014.6.28 五稜郭公園前電停にて撮影
 1962(昭和37)年、710形に続き新潟鉄工所で新造された電車です。車体は710形とほぼ同じですが、801〜810号は710形とは異なる、前扉が1枚引き戸です(710形や811・812は2枚折り戸)。台車やモータも同形式ですが、制御方式が間接非自動制御方式へと、どちらかと言うと普通の路面電車の装備に変更された形となります。
 1965年までの4年間で12両が製造されましたが、1990年の803号車と808号車を皮切りに車体新造による8000形への更新が行われ、2015年4月現在、ラストナンバーの812号車を残すのみとなっています。
 走行音[hkd812a.mp3/1.89MB]
 710形とそれほど変わらない釣り掛け音ですが、制御方式が違うせいか、加速時の音の上がり方に波があるように思うのは気のせいでしょうか。
 録音は競馬場前→深堀町→柏木町間です。最初の区間が一番速度が出る区間なのですが、途中に信号待ちも入ってしまい、やや微妙な走り方です。
 走行音[hkd812b.mp3/3.69MB]
 こちらは少し長い時間の録音になります。車両も録音日も同じですので、特に違いはありませんが…。
 録音は柏木町→深堀町→競馬場前→駒場車庫前→市民会館前→湯の川温泉→湯の川間です。深堀町〜競馬場前の長い区間もあればその次の極端に短い区間、そしてきつめの下り坂と、この付近の走り方は結構変化が多いです。。
・その他の写真
 8000形への更新が行われる前の810号車です。ブックオフの広告車になっていて、よく目立つ配色でした。8009号車への更新により、この車号は消滅しています。
 2007.4.28 十字街電停にて撮影
 こちらは811号車で、野村證券の広告車になっていました。こちらは8010号車に更新済です。
 2007.4.28 函館駅前〜松風町間にて撮影
 812号車の室内です。板張りの床が特に目を引きますね。
 2014.6.28 湯の川電停にて撮影

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