1999.2.27 犬山駅にて撮影 |
1937(昭和12)年の製造で、当初は2連3本の陣容でした。流線型の前面が特徴で、車内は転換クロスシートが配され、特急用として使用されていました。自動進段制御となり、当時は回生ブレーキも装備されていたものの後に撤去され、さらには戦後に発電ブレーキも一時取り付けられたものの、これも数年で撤去されたようです。編成も昭和20年代にM車とT車を順次組み込み4連まで増結されました。塗装も何度か変更された末に、1976年には赤1色となったものの、1988年には3403-2403の2両を残して廃車となり、さらに同車は3401-2401に改番され保存されることが決まり、さらに1993年にエバーグリーン賞の受賞が決まると塗装を登場時の緑の濃淡の塗り分けに復元されました。
94年には冷房化も行われ、小牧線、広見線などで運用されていましたが、最近はとうとう定期運用から撤退してしまったようです。 |