2000.4.2 東山線藤ヶ丘駅にて撮影 |
1967(昭和42)年の東山公園〜星ヶ丘間の延長開業に合わせて登場した車両です。16m級の車体で両開3扉の構成となっています。300形が先頭車、800形が中間車でいずれも1M方式の電動車であり、各車にコンプレッサ装備、300形には更に補助電源装置も装備されています。
車体は従来からの名古屋市交の車両と同じく黄色1色の塗装で、「黄電」と呼ばれていたそうです。 75年までに6連19本が製造されましたが、構造上冷房化が困難であることから、92年から廃車が始まり、2000年春に全廃されています。一部の車両はアルゼンチンのブエノスアイレス地下鉄に譲渡され、VVVF制御化され活躍を続けています。また、高松琴平電鉄に譲渡された車両もあります。 |