・300形&800形
338以下6連
廃車直前の頃の338以下6連
2000.4.2 東山線藤ヶ丘駅にて撮影
 1967(昭和42)年の東山公園〜星ヶ丘間の延長開業に合わせて登場した車両です。16m級の車体で両開3扉の構成となっています。300形が先頭車、800形が中間車でいずれも1M方式の電動車であり、各車にコンプレッサ装備、300形には更に補助電源装置も装備されています。
 車体は従来からの名古屋市交の車両と同じく黄色1色の塗装で、「黄電」と呼ばれていたそうです。
 75年までに6連19本が製造されましたが、構造上冷房化が困難であることから、92年から廃車が始まり、2000年春に全廃されています。一部の車両はアルゼンチンのブエノスアイレス地下鉄に譲渡され、VVVF制御化され活躍を続けています。また、高松琴平電鉄に譲渡された車両もあります。
 走行音[ngy300a.ra/223KB] 直接再生
 300形・800形の走行音です。確かいずれの形式でも音は同じだったと思います。抵抗制御車の中でもあまり独特の雰囲気はもたない、比較的「普通の」音と言えるんでしょうか。それにしても、補助電源装置はSIVになっているんですが、これって最初からなんでしょうかね。どうもSIVの音のおかげで何かが違うような気がして・・・。
 録音は東山線一社→星ヶ丘間です。駅進入時に警笛を鳴らしていますが、路面電車でよく聞くタイプのように感じるのは私だけでしょうかね。
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