・3050形
3154以下6連
3154以下6連
1999.2.27 鶴舞線上小田井駅にて撮影
 1993年、庄内緑地公園〜上小田井間の延長開業や名鉄犬山線との直通運転開始に伴う6連化や必要編成数の増加などに伴い登場した車両で、オールステンレス車体、VVVFインバータ制御車となっています。3M3Tの6両編成で、桜通線用の6000系がベースとなっています。
 94年までに6連9本と4連1本が製造され、4連については編成替えで余剰となった3000形2両を中間に組み込んで6両編成で運行されています。
 走行音[ngy3050a.ra/250KB] 直接再生
 87年に試作車が登場した6000形と同様の初期形インバータ車で、聞える音はいかにも初期形というものです。とは言っても、各パルスモードでの音があまり高いところまで上がっていかないのがやや異端派と言える面でしょうか。
 ちなみに、録音したのは中間電動車なんですが、名鉄線内では車掌が中間車のドア付近の機器を使用してドア扱いをすることも多く、そのために先頭車でなくても何ヶ所かに乗務員間の連絡用のベルが設置され、このようにベルが鳴るわけです。会社によっては中間に組み込まれた運転台ではベルが鳴らないようにしている場合もありますが、名鉄の場合は駅によって車掌が車内を移動したりするためにいちいちスイッチの入切をしてられないんでしょうね。そもそもそういうことを想定してなさそうですし・・・。
 録音は名鉄豊田線上豊田→浄水間です。
 空転音(ホームにて)[ngy3050b.ra/25.6KB] 直接再生
 こちらは上小田井駅のホームで録音した、3050形の空転音です。う〜ん、説明のしようがないです。後ろの方の車両でも空転していたようですし・・・。
 この録音は大学時代の友人による提供です。
・その他の写真
 3354号車のVVVF装置です。他のところでも見かけるような見かけないような・・・。初期の三菱製と、阪急8000系世代の東芝とを足して2で割ったような形といえばいいんでしょうかね。
 ちなみに、写真の編成は東芝製の装置ですが、三菱製も存在しているはずです。
 1999.2.27 鶴舞線上小田井駅にて撮影

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