・5000形
5609以下6連
5609以下6連
1999.2.27 東山線本郷駅にて撮影
 1980(昭和55)年、先行試作車として登場の後、82年から量産の開始された車両で、東山線用としては初めての冷房車で、名古屋市交通局では唯一のアルミ車です。
 制御方式は電機子チョッパ制御で、3000形に続く採用となりました。小型車体に冷房を搭載した関係で、3両ユニットとされ、制御装置やSIVなどを分散配置しています。
 90年までに6連23本が製造され、現在も全車両が活躍を続けています。
 走行音[ngy5000a.ra/209KB] 直接再生
 3000形が2相の合成周波数486Hzなのに対し、この5000形では350Hzとなっており、そのぶん低いチョッパ音が聞えてきます。ただ、フロン沸騰冷却式のはずなのにやたら風の音が聞えているんですよね。名古屋市交のことだから室内の換気扇か何かだったかもしれませんが(つまり覚えてない)、やたらうるさいですね。
 録音は東山線八田→岩塚間です。
・その他の写真
 5309号車のチョッパ装置です。写真は日立製で、営団6000系等の日立製チョッパ装置とも通じるものがある形状です。他に三菱製があるはずで、確認してはいませんが、形状も異なるものと思います。
 1999.2.27 東山線本郷駅にて撮影

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