1999.2.27 桜通線中村区役所駅にて撮影 |
1987(昭和62)年、2年後の桜通線開業に備えて試作された車両で、名古屋市交では初めて軽量ステンレス車体やVVVFインバータ制御を採用しています。車体については検査を鶴舞線の日進向上で行う関係で同線と同一規格の20m4扉となっています。
登場時は2M2Tの4両編成で、94年の今池〜野並間延伸時にM車1両を組み込んだ5両編成とされました。電動車はいずれも1C4M方式のインバータを搭載し、基本的にはMTユニットで加減速の制御や補機類の配置が行われています。 ATOによる自動運転とワンマン運転が行われているのが特徴で、全駅とも島式ホームであることから運転台も珍しい右側への設置となっています。 94年までに5連20編成が製造され、現在も全車が活躍を続けています。 |