・長良川鉄道ナガラ3形(画像をクリックすると更に拡大画像が見られます)
ナガラ301
ナガラ301
2002.11.16 関駅にて撮影
 1998年、ナガラ1形の老朽化に伴い、後継車両として登場しました。ナガラ1形に続く富士重工製の車両ですが、世代も移っており、車長16.5mに大形化され、富士重工で用意した標準車体を採用する形態となりました。
 2扉ではあるものの、車内はセミクロスシートへの変更が行われています。
 エンジンは295PSへと高出力化され、変速機も変速2段・直結1段の仕様に変更となりました。
 2001年までに7両が製造され、同社の最大勢力として活躍を続けています。
 走行音[ngr3a.mp3/1.01MB]
 変速機が新潟製に変更となったことで、NDCの雰囲気のする富士重車になったようです。低速域など、エンジンの「ガラガラ」系の音が、NDCで使用される新潟製やカミンズ製のエンジンと比べてかなり大きいようです。どちらかというと、荒っぽい加速をする、といったところになるでしょうか。変速の1段目と2段目の切り替えは40km/hで自動切替ということらしいので、そこから加速度を割り出すと、2.0km/h/sあるかどうかというところですので、気動車としては合格点の性能なのではないかと思います。
 録音は関市役所前→中濃西高前間です。
・その他の写真
 ナガラ304です。上の写真にあるナガラ301とは、描かれている花の種類が違うはずなのですが、この角度では分かりませんね…。
 2002.11.16 関駅にて撮影
 ナガラ304の車内です。左右で位置のずれたボックスシートが並ぶ、セミクロスシート車となります。バケットシートには変わったものの、背もたれの濃淡による着座区分はナガラ1形譲りのようですね。
 2002.11.16 関駅にて撮影
 ナガラ304のエンジンです。コマツ製よりも目立つフレームなどが特徴でしょうか。シリンダヘッドはそれほど大きくないせいか、ほとんど見えませんね。
 2002.11.16 関駅にて撮影

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