・天竜浜名湖鉄道TH9200形(画像をクリックすると更に拡大画像が見られます)
TH9200
TH9200
2012.3.1 新所原駅にて撮影
 2002年、従来保有していたイベント車(簡易お座敷車)TH4形の老朽化や、トロッコ車の運転では天候に左右される問題などから、イベント車の後継車両として導入されました。
 車体形状や走行性能は既に活躍しているTH2100形と共通で、ワンマン運転機能なども共通化されていますが、座席配置はオール転換クロスシートの配置とされ、通常のワンマン列車から団体貸切列車まで広く対応可能とされました。貸切運転用にカラオケ設備なども設けられているそうです。
 2002年末に導入された1両のみが在籍しており、貸切列車の他、通常の営業列車も含め、運用されています。
 走行音[th9200a.mp3/1.32MB]
 TH2100形と共通の下回りであり、基本的に同じ走行音がします。発車時に分岐器の通過がある区間のため、ゆっくり加速した上、直結1段の途中で一度ノッチオフしています。その後の再加速の時、どんな回転をしているのかよくわからない動きになります(音の切れ目をほとんど出さずに直結2段に移っているのかもしれません)。
 ドアチャイムについてはTH2100形の初期車と同じく、甲高いドアチャイム(JR東日本のワンマン車タイプ)が3回鳴ります。
 録音は西気賀→寸座間です。
 走行音(シフトダウンあり)[th9200b.mp3/2.77MB]
 こちらは天竜浜名湖鉄道の路線内では比較的山奥な区間での走行音です。最初の加速は少しゆっくりしていますが、直結3段まで加速後、1分25秒付近からノッチを絞り、徐々に速度が低下していきます。2分10秒付近では直結2段にシフトダウンし、2分38秒頃になってようやく加速に転じます。残念ながら直結2段で加速は終わってしまいます。
 4分57秒付近では再加速があります。この世代の車両になると、どうも再加速時の空噴かしには迫力が感じられないのが残念なところです。
 録音は尾奈→知波田間です。
・その他の写真
 TH9200の室内です。この車両は転換クロスシート配置となっています。
 2012.3.1 新所原駅にて撮影

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