・立山黒部貫光8000形(画像をクリックすると更に拡大画像が見られます)
8008
ラストナンバーの8008号車
2024.9.6 室堂駅付近にて撮影(録音イベント時の撮影許可エリア)
 1996年、室堂〜大観峰間の立山トンネルを走っていたディーゼル式のバスに代わり投入されたトロリーバスで、関電トンネルに続く国内2例目のVVVF式のトロリーバスとなりました。
 車体の製造は関西電力300形と同じメーカー(大阪車輌工業)で、動力システムなどもほぼ同じものとされている模様です。
 96年4月に全8台が製造され、全車両が活躍してきましたが、残念ながら2024年シーズン限りでの引退が発表されています。
 走行音[tkk8000a.ra/437KB]
 立山黒部貫光8000形の走行音です。関西電力300形と同じ東芝製のGTOインバータが使用されており、音もほぼ同じようです。それにしても非同期が終わった後の加速音はなかなか迫力がありますね。
 録音は松井さん提供で、室堂→信号場間です。
 走行音(モーター付近)[tkk8000a.mp3/8.08MB]
 走行音(中扉付近から後ろ向き)[tkk8000b.mp3/7.50MB]
 こちらは「トロバス走行音録音会」として企画された、録音用の貸切トロリーバスで録音したものです。通常の車内放送を流しながらの走行となります。一足早く引退した関西電力300形と同じ走行音で、距離が短い分だけ所要時間も短めになります。
 それにしても、トンネルの中の破砕帯は、関電トンネルの方が有名でしたよね、確か。でもこちらのトンネルにもあるし、実は破砕帯の突破にかかった期間も長かったそうで…。トンネル内を破砕帯だけ青の照明にしているのも同じです。私が知らなかっただけなのかな。
 録音は室堂→信号場→大観峰間です。
 走行音(モーター付近)[tkk8000c.mp3/8.96MB]
 走行音(中扉付近から後ろ向き)[tkk8000d.mp3/8.95MB]
 同じく走行音録音会で録音したものです。こちらの2ファイルは車内放送がありません。純粋に走行音を楽しみましょう、ということで片道は放送なしになっています。
 録音は大観峰→信号場→室堂間です。
 それにしても、関電の時も立山黒部貫光の時も、なぜか頂き物で掲載していた走行音と同じ号車で録音してくるという奇跡が。このようになる確率はずいぶんと低いはずですがね。
・その他の写真
 以前から掲載していました、通常の姿である8001号車の写真です。
 2001.9.22 大観峰駅にて撮影<松井さん提供>
 こちらは8001号車で、タイトル写真と同じく右前方(運転席側)からの構図で、ライト消灯時になります。
 2024.9.6 大観峰駅にて撮影
 こちらは8002号車で、左前方からの撮影になります。室堂駅に進入する直前のカーブの脇で撮影許可があり、このような構図で撮影できました。それでも、扉のある左側面を写すには非常に厳しい場所ですね(こればかりは仕方ない…)。
 2024.9.6 室堂駅付近にて撮影(録音イベント時の撮影許可エリア)
 8003号車を後方から撮影しました。こちらは「バックヤードツアー」に申し込むと詳しく見学できるエリアなのだと思います。今回は端っこから少し覗き見ただけです。
 2024.9.6 室堂駅付近にて撮影(録音イベント時の撮影許可エリア)
 8006号車の左後方からの撮影になります。トロリーポールまで入れようとすると、どうしても縦方向に伸びた写真になってしまいますね。
 2024.9.6 大観峰駅にて撮影
 8006号車の中扉付近になります。今回は室内の写真を撮る機会がありませんでしたので、このような少し見えている程度で、ということで。それと、全車にというわけではありませんが、この写真のようにトロリーバスラストイヤーを示すステッカーが貼られていました。
 2024.9.6 大観峰駅にて撮影
 8007号車を正面から撮りました。こちらは8003号車の後方を写した場所で振り返って駅側を見た構図となります。何と言うか、正面の形状が当時の富士重工の車体(観光バスなど)と似ているように感じるんですが、気のせいでしょうかね。
 2024.9.6 室堂駅付近にて撮影(録音イベント時の撮影許可エリア)

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