・2000系
2205以下6連
2205以下6連
2001.3.10 西灘駅にて撮影
 1990年から93年にかけて、1970年登場の電機子チョッパ車7101・7001形と抵抗制御の7801・7901形を更新し、6両固定化する目的で登場しました。先に登場していた3000系では界磁チョッパ制御への更新だったものの、この2000系ではモータが流用できる利点が買われ、界磁添加励磁制御とされています。
 7101・7001形のTc-M-M'とTcの間に7801・7901形のT-Mcを組み込んだ上でTc-M-M'-M'-M-Tcとなった編成が6本と、7101・7001形のみで中間に組み込む2両をM'-Tcとした編成が1本、同じくTc-Mとした編成が1本あり、それぞれ1両ずつの電動車化改造を伴いTc-M-M'-M'-M-Tcの編成が8本組まれました。
 8編成が改造により登場したものの、95年の阪神大震災により第1編成全車と第7編成のうち5両、第8編成のうち1両が廃車となり、現在は6連6本の在籍となっています。
 走行音[hsn2000a.ra/221KB] 直接再生
 種車からの流用品のモータを搭載していると思われる車両の走行音です。普通系の車両と違って、やや起動時に低い音が響いているようです。それ以外には特徴的な部分は感じられない音と言えるでしょうか・・・。2109-2009-2010-2110の4両に新製されたモータが積まれているらしいですが、果たして違いはどうなのやら・・・。
 減速時は界磁添加励磁制御ですから回生ブレーキは20〜30km/hくらいで切れているはずで(この車両のデータについてはわかりません)、当然それくらいの速度になったらモータ音はほとんど聞こえなくなります。
 録音は西宮→今津間です。
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