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1977年、初代5001形や5101・5201形などの初期のジェットカーを置き換えるために登場した、新造時から冷房付の普通列車用の車両です。当初は2両編成でしたが、1987年の普通列車終日4連化により2連2本を組み合わせ、固定4連化改造が行われています。運転台の撤去部分は仕切や機器等が全て撤去され、その痕跡は丸みを帯びた連結部分の車体外観くらいしかわからなくなっているようです。
制御方式は抵抗制御で抑速ブレーキ付、主電動機の出力は90kWですが全電動車編成のため、起動加速度は路面電車を除けばたぶん日本一と思われる4.5km/h/sを誇ります。 1994年から1995年にかけては保全工事として、中間車に車椅子スペースを設置するなどの改造が行われています。 1981年までに32両が製造され、全車両が活躍を続けています。 |