・5311形
5311以下4連
今はなき5311を先頭とする4連(5313-5314は現役)
1999.3.9 御影駅にて撮影
 1968〜69年にかけ、単車走行可能なジェットカーとして4両が登場しました。1980年には電機子チョッパ制御の試作改造を受け、同時に2両ユニット化されています。その後も4両固定化改造は行われず、各車とも片側に運転台が残されています。パンタグラフも離線対策のため各車の運転台側に設置されているため、普通系車両では唯一の「前パン」が残っています。
 98年度に5311-5312の2両が廃車となり、現在では5313-5314の2両が、5143-5144と組んで運用されています。
 走行音[hsn5311a.ra/192KB] 直接再生
 三菱製チョッパの試験車です。特に量産車と違うという点もないと思います。この時は見習い中の運転士だったようで、少し離れた場所で録音した分全部は聞こえませんが、発車直前などにはっきりと喚呼の声が聞こえています。内容はTrainSimulatorの阪神編で聞かれるものと同じようです。
 録音は芦屋→深江間です。
・その他の写真
 今はなき5312号車のチョッパ装置で、三菱製です。こちらは他の電鉄などでも似たような形状を目にするように思います。ただ、全電動車編成で1台あたりの負担が少ないのか、装置の大きさはやや小振りのような感があります。ちなみに、量産車である5331形も同一の形態です。
 1999.3.9 御影駅にて撮影

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