2001.3.12 深江駅にて撮影 |
1995年、阪神大震災により被災した車両の代替として登場したVVVFインバータ制御のジェットカーです。実際には震災前から5001形以前に登場したジェットカーの置換え用として計画されており、計8両が被災による廃車を余儀なくされたため急遽計画を繰り上げたようです。
制御方式は阪神では初めてのVVVFインバータ制御が採用され、2両分8個のモータを1台のインバータで制御する方式となっています。 車体は構造的には8000系が基本になっているようですが、前面デザインや塗装の大幅な変更により、これまでの阪神電車のイメージを一新するものとなっています。 1999年度までに4連9本が製造され、現在も全車両が活躍を続けています。 |
5613号車のVVVF装置です。この時期登場の三菱製1C8Mタイプの標準形のようです。この写真は「浜側」から見たもので、2つの冷却ユニットが見えているわけですが、反対側にはもちろんもう1つのユニットがあり、この3つで3相分となっています。
1999.3.9 野田駅にて撮影 |