2001.3.10 尼崎駅にて撮影 |
1984年、武庫川線の延長に伴い増備が必要となり登場した急行系車両で、3000系に準じた界磁チョッパ制御が採用されています。車体のデザインについては長期にわたり製造された関係で4グループに大別され、第1編成は5001形などと同様の前面形状で登場し、第2編成からは前面形状が大幅に変更され、側窓が1段下降式となりました。この第2編成からは車号の下2桁が10番代とされています。続いて第5編成(8217〜8218)からは冷房装置が集約分散型とされ各車4台ずつに変更され、更に第13編成(8233〜8234)以降は1段下降窓部分の窓柱が細くなり、更に外観上はこの部分を黒色塗装することで連続窓風とし、同時に大型化される変更が行われています。
95年までに21編成が製造されたものの、震災では15両が廃車となり、編成の組み替えと3両の代替新造車の追加により、現在は6連19編成が活躍しています。 |