2001.3.10 阪神本線西灘駅にて撮影 |
1986年、旧型車両の置換えや乗客へのサービス向上を目的として登場したアルミ車体3扉セミクロスシートの通勤車両です。
制御方式は在来車と同仕様の直流直巻モータが使用でき、回生ブレーキの可能な界磁添加励磁制御が採用され、登場時は2M1Tの3連、その後2M2Tの4連や4M2Tの6連が組成されています。 登場時は固定クロスシートが設置されていましたが、増備途上で転換クロスシートが採用され、また、一部車両は転換クロスシートへの改造も行われ、現在では半分以上の車両が転換クロスシート車となっています。また、最終増備車ではドア間の窓配置が、2段窓が3個並んだ形態から、2段窓2個と大型の1枚窓の組み合わせに変更されています(5030系の写真でその様子が確認できます)。 増備は95年度まで続き、4連、6連とも6本ずつが製造され、2000年度には4連4本に対して5030系の電動車2両が新たに組み込まれています。 |