2001.1.7 名古屋線近鉄四日市駅にて撮影 |
1972(昭和47)年、昇圧されたばかりの京都線用車両に老朽車体と新しい電気機器という組み合わせの車両が多かったため、機器流用による新造車、920系が登場しました。車体は同時期製造の8000系に準じています。当初は釣り掛け駆動でしたが、82年の冷房改造時に新性能化と省エネ化が同時に施工されました。この際、制御装置は8000系の省エネ化で捻出された装置を、主電動機は10100系特急車から捻出されたものを流用しています。
87年から89年にかけて名古屋線に転属し、この際に1010系に改番され、連結器高さの変更などの改造も行われました。 3連5編成が製造され、現在も全車両が活躍を続けています。 |