1999.9.5 山田線宇治山田駅にて撮影 |
1987(昭和62)年3月に1220系が、1989年には当初1220系として製造中だった車両を途中で全線共通仕様に設計変更して1230系が登場し(6407系同様の新仕様台車)、その後当初から全線共通仕様で製造された1233系、補助電源がSIVとなった1249系、ボルスタレス台車で奈良線系統向けの1252系、同じく大阪線系統の1253系、付随車のディスクブレーキを試験的に変更した1254系(こちらは増備なし)、1233系の4連バージョン1020系(厳密にはSIVを積んでいるため1249系の仲間か?)、1252系の4・6連バージョン1026系という細かい区分があります。
これらの車両の共通点は日立製インバータを搭載している点にあります。1244Fあたりまでは登場時は6400系と同様大阪市交新20系などと類似した音をたてていたようですが、現在ではすべて近鉄独特のタイプに変更されています。 大阪・名古屋線には1220系3本、1230〜1253系が計20本、奈良・京都線には1233〜1252系が計26本、1020・1026系が4連12本と6連3本が在籍しています。 |