1999.9.6 大阪線鶴橋駅にて撮影 |
1966(昭和41)年、大阪線用のM-T編成車として2400系が製造されました。制御装置は大阪線用通勤車では初の電動カム軸式で、定格電圧の高いモータを使用し、2個永久直列×2組の直並列制御が行われ、更には磁気増幅器を使用した無接点方式の制御装置が採用され空転検知機能も備えるなど、数々の新機軸が盛り込まれた車両でした。
68年にはラインデリアを設置した車両として2410系が登場しました。増備途上に車体幅や難燃構造の基準、台車構造などに変更が加えられ、国分以西の平坦区間での1M2T編成組成用に増結用のTc車も製造されました。 71年には勾配区間でも3連で使用できる形式として2430系が登場しました。2M1T組成とされ、一部編成が平坦区間用に1M2Tで製造されました。 現在では編成が大幅に整理され、2連は2400系2本、2410系19本、3連は2430系7本、4連は他系列と混成の編成も含めて10本が在籍し、総両数は104両となっています。 |
2430系2440以下3連+2439以下3連の計6両編成です。後の3両だけ簡易塗装化されているようですね。
2001.1.7 大阪線青山町駅にて撮影 |