・近鉄260系
265以下3連
265以下3連
1999.9.5 内部線日永駅にて撮影
 1982(昭和57)年、特殊狭軌線(ナローゲージ)である内部・八王子線の開業70周年を機に体質改善が行われた際に新造された形式で、モ260形5両とク160形3両が製造され、残るTc車やT車は従来車を改造して組み込み、両線で3連4本と2連1本が活躍しています。
 駆動部分はスペースの都合で釣り掛け式となっていて、冷房も様々な制約で搭載できずラインデリアのみが装備されています。シート配置は新造車ではバスを思わせる一人掛けクロスシート、従来車からの改造車ではロングシートとなっています。
 走行音[knk260a.ra/309KB] 直接再生
 釣り掛け式ということで、当然釣り掛けの音がするわけですが、掲載した区間ではこの車両の限界に近い速度まで出しているのか、音がかすれる状態になっています。実はこれでも50km/hくらいだったと思ったのですが・・・。
 録音は内部線南日永→泊間です。これ以外ではここまで飛ばす区間はさすがにありませんでした。
・その他の写真
 モ263の車内からサ123、ク163に向かって撮影したものです。この通りまるでバスのようなクロスシートと、在来車から改造した車両のロングシートとがよく分かると思います。
 1999.9.5 八王子線西日野駅にて撮影

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