1999.9.6 大阪線鶴橋駅にて撮影 |
1972(昭和47)年から1979年にかけて製造された、大阪線区間運転用を主とした冷房付の通勤車ですが、大阪・名古屋線の車両共通化の方針に沿った車両であり、名古屋線にも配置されています。制御単位が1C4Mとなっているため2連、3連、4連の各種編成があります(それぞれ2本、4本、11本計60両)。また、大阪線の連続勾配区間での運転のため抑速発電ブレーキを装備した形式でもあります。
1994年からは車体更新工事が行われ、側面にも行先表示器が新設され、1997年以降に2811、2813、2815の3本の編成が名古屋線用にL/Cカーに改造され、これらの編成中のサ2950形と、サ2967には長距離の急行運用を考慮して後にトイレが設置されています。 |
L/Cカーへの改造を受けた2811以下4連と、2430系2442以下2連の計6両編成です。この、2811以下4連は簡易塗装化された後の姿です。
2001.1.7 名古屋線近鉄四日市駅にて撮影 |