1999.9.6 京都線東寺駅にて撮影 |
1979(昭和54)年2月に試作された近鉄唯一の電機子チョッパ制御車。同時に、唯一のステンレス製車両体でもあります。本来は京都市営地下鉄烏丸線との相互直通運転に向けた試作車だったものの、結局VVVFの3200系がその役に就いたため量産されることはありませんでした。
当初は電気指令式ブレーキを装備していたものの、後に登場した車両でも採用されなかったため併結ができず、結局1991年には電磁直通ブレーキに改造され、他形式との併結が可能となりました。 他形式との混結が可能になった現在でも、京都線、橿原線等での朝夕を中心とした限定運用が組まれており、目立つ存在ではあるものの、なかなか目撃できる車両ではないようです。 |
モ3001に搭載されているチョッパ装置の、サイリスタの格納されている側の写真です。
1999.9.6 京都線東寺駅にて撮影 |