2000.4.8 京都線竹田駅にて撮影<松井さん提供> |
2000年3月の、地下鉄烏丸線直通の国際会館〜奈良間急行の新設に伴い登場した「シリーズ21」第1弾の車両です。長らくGTOインバータを使用してきた近鉄一般車の中で、初のIGBT採用となり、その中身も高耐圧IGBTを使用した2レベルインバータでベクトル制御を採用するなど、また一歩進んだものとなりました。
室内には「らくらくコーナー」を設置したり、様々な高さのつり手を設置するなどの新たな試みが見られたり、LED式の車内表示器の設置や、全車両への車椅子スペースの設置、片持ち式のバケットシートの採用などが行われています。 2000年3月までに3編成が製造され、地下鉄直通運用の他、奈良線、橿原線、天理線にも運用範囲を広げているようです。また、2・3番編成は登場時からペイント列車とされています。 |