・近鉄5800系
5811以下6連
5811以下6連
1999.9.6 大阪線河内山本駅にて撮影
 1997年に登場の、ロングシートにもクロスシートにもなる「デュアルシート」を備えたL/Cカーの新造車で、2610系での試験を基に量産化されました。車体は全線共通仕様のアルミ製で、三菱製インバータにSIV、ボルスタレス台車ということで仕様は1437系や1620系のグループということになります。
 奈良・京都線に6連5本、大阪線に6連2本、名古屋線に4連1本が配置され、名古屋線では改造L/Cカーと共通の急行運用に、奈良線では快速急行を中心とした運用に、大阪線では普通から快速急行までこなしています。
 走行音[knk5800a.ra/273KB] 直接再生
 三菱製インバータを積んだ車両の中でも後期の車両ということになり、やはり後期形らしい音をたてています。その割には1437系の項で掲載した車両よりも後で製造されているのにそれに似た音がでていないのでまた訳が分からなくなってしまうところではあります・・・。
 録音は名古屋線近鉄富田→霞ヶ浦間です。乗った列車は急行でしたが、何かのイベントみたいな関係で霞ヶ浦臨時停車になっていて、手頃な区間ができたので録音してみました。
・その他の写真
 奈良線仕様で、簡易塗装化された5301以下6連です。トイレの有無くらいしか違いはないように思うのですが、番号は区分されています。
 2000.9.5 奈良線大和西大寺駅にて撮影
 5800系のインバータ装置です。もちろん1422系などと同じものです。
 1999.2.26 大阪線鶴橋駅にて撮影

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