2000.9.5 奈良線大和西大寺駅にて撮影 |
1981(昭和56)年、大阪・名古屋線用の1400系に続いて製造された奈良・京都線用の界磁チョッパ制御車両です。車体は鋼製ながら後にVVVF車で標準となるアルミ車体と形態的にはよく似たものがこの2系列で標準化されました。但し、大阪・名古屋線と奈良・京都線とでは車両限界に微妙な違いがあるため、1400系は車体裾部がストレート、8810系はやや絞られた形という違いが生じています。
編成はTc-M-M-Tcの4連で、2両の電動車に主回路機器が分散配置されています。 84年までに4連8本が製造され、一時期大阪線で使用された編成もありましたが、現在は全て奈良・京都線で活躍しています。 |