1999.2.26 鳥羽線五十鈴川駅にて撮影 |
1992年、次代を担うべくオールM、最高130km/hの性能をもって登場した新型特急車両で、「ACE」と呼ばれています。車体は鋼製で、塗装は従来車と類似しているものの、断面そのものが大型で、窓も連続窓になり、プラグドアを採用するなどイメージを一新したものとなっています。
電装品に関しては通勤車で実績を積んだVVVFインバータ制御ではあるものの1C8M制御となり、非同期域をさらに拡大するなどの改良が加えられています。ブレーキに関しては、電気指令式ながら在来車との混結を可能とするため電気演算式電磁直通ブレーキという方式が採用されています。 現在では4連15本、2連13本の計86両まで増備され、様々な系統の特急列車に運用されています。 |
22000系モ22315のVVVFインバータ装置です。三菱GTOの中でも比較的後期形のもので、意外に採用例の少ない形態のものです。阪神5500・9000系くらいでしか類似したものは見られません。
1999.2.26 鳥羽線五十鈴川駅にて撮影 |