・近鉄22000系
22415以下8連
22415以下4連+22427以下2連+12105以下2連の計8連
1999.2.26 鳥羽線五十鈴川駅にて撮影
 1992年、次代を担うべくオールM、最高130km/hの性能をもって登場した新型特急車両で、「ACE」と呼ばれています。車体は鋼製で、塗装は従来車と類似しているものの、断面そのものが大型で、窓も連続窓になり、プラグドアを採用するなどイメージを一新したものとなっています。
 電装品に関しては通勤車で実績を積んだVVVFインバータ制御ではあるものの1C8M制御となり、非同期域をさらに拡大するなどの改良が加えられています。ブレーキに関しては、電気指令式ながら在来車との混結を可能とするため電気演算式電磁直通ブレーキという方式が採用されています。
 現在では4連15本、2連13本の計86両まで増備され、様々な系統の特急列車に運用されています。
 加速音[knkACEa.ra/223KB] 直接再生
 鳥羽行特急の伊勢中川発車時の加速音です。途中で一旦ノッチオフしていますがその後の再加速で120km/h近くまで加速していたようです。
 走行音[knkACEb.ra/333KB] 直接再生
 こちらは宇治山田→五十鈴川間での走行音です。特急用車両の走行音を録るには唯一と言えるくらいの貴重な区間なのですがこのときはあまりパッとしない走りをされてしまいました。それにしても、なぜか加速と減速とで全く違う音になってしまっているようです。停止直前の音なんて通勤車用の三菱インバータと同じ音になっています。
・その他の写真
 22000系モ22315のVVVFインバータ装置です。三菱GTOの中でも比較的後期形のもので、意外に採用例の少ない形態のものです。阪神5500・9000系くらいでしか類似したものは見られません。
 1999.2.26 鳥羽線五十鈴川駅にて撮影

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