・南海12000系(画像をクリックすると更に拡大画像が見られます)
12101以下4連+8101以下4連
12101以下4連+8101以下4連
2011.11.30 天下茶屋駅にて撮影
 2011年、難波〜和歌山市間の特急「サザン」指定席車として運用する10000系を増強する形で登場しました。12000系には「サザン・プレミアム」の愛称が付けられています。
 車体は8000系と同一断面のステンレス製で、「波」をデザインコンセプトとされました。
 本線での運用時は8000系を自由席車として連結することもあり、制御方式は8000系と同じ1C4MのVVVFインバータ制御となっており、制御システムの基本仕様は8000系と共通になっています。
 2011年に4連2編成が製造され、8000系4連と連結し、特急「サザン」で運用されています。
 走行音[nk12000a.mp3/3.56MB]
 基本的に8000系(2代目)と同じ音がします。特急車であるため8000系と比べれば防音性は高められていますが、それでもこの通り、客席で十分に走行音を堪能できます。8000系の登場時とは異なり、停車直前の直流印加モードの音は東急5000系などのような低い音になっていました。同時期に8000系や6200系VVVF車も低い音に変更された模様です。
 録音は南海線新今宮→天下茶屋→堺間です。先頭車最前列での録音でした。
・その他の写真
 和歌山市方先頭車である12102号車の室内です。特急車ですので当然と言えば当然ですが、リクライニングシートが並んでいます。奥に見える最前列の席は、やや窓の位置が高いですが前面展望が楽しめます。
 2011.10.30 南海線和歌山市駅にて撮影
 12001号車のVVVFインバータ装置です。8000系と同じにしか見えない装置形状で、配置も8000系同様、難波方向に走る時に右の側面となります。少々ブレてしまいました。ご容赦を。
 2011.11.30 南海線岸和田駅にて撮影
 12001号車の台車です。8000系と同じで、形式名SS-177M形を名乗っているようです。VVVF装置の写真と同じ時に撮影していますが、駅ビルか何かの影で暗い駅なもので、やはりブレ気味な写真になってしまいました。
 2011.11.30 南海線岸和田駅にて撮影

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