・大阪市交30系(画像をクリックすると更に拡大画像が見られます)
3549以下6連
アルミ車体の3549以下6連
2002.12.29 谷町線天満橋駅にて撮影
 1967(昭和42)年に登場の7000形・8000形を前身とする車両で、30系としては1968〜1984年の間に、7000・8000形からの編入車も含め363両が製造されました。
 18m級の4扉車体で、セミステンレス車体と、アルミ車体とが並行して増備されました。
 制御方式は抵抗制御で、ブレーキには国内初の電気指令式電磁直通ブレーキ方式が採用されました。
 92年より冷房改造が実施され、対象は73年以降に製造された「新30系」とされる車両が選ばれました。このうち、アルミ車では車重が増加するため、M車の台車をステンレス車の廃車発生品に交換し、重量増に対応したそうです。
 2008年4月現在、アルミ車6連6本、ステンレス車6連7本が在籍し、全て谷町線で運用されています。2009年の30000系投入開始により、今後は徐々に勢力を縮小していくことが予想されます。
 走行音[osk30a.mp3/729KB]
 地下鉄の抵抗制御車両としては比較的普通のモータ音かもしれません。歯数比も大きいですし、軽い音で加速していく感があります。なお、アルミ車での録音です。
 録音は谷町線谷町六丁目→谷町九丁目間です。女声自動放送化後の録音です。
・その他の写真
 セミステンレス車体の3589以下6連です。材質の違いで、ずいぶんとイメージが変わるものです。
 2002.12.29 谷町線天満橋駅にて撮影
 3489号車から3589号車方向の室内です。床にフットラインが追加されたり、貫通扉の窓が拡大されているなど、いろいろと手入れはされているようですが、やはり相当な疲れが見えますよね。
 2009.3.19 谷町線八尾南駅にて撮影

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