・大阪市交80系(画像をクリックすると更に拡大画像が見られます)
8110以下4連
8110以下4連
2006.12.24 今里筋線清水駅にて撮影
 2006年12月の今里筋線開業に合わせて投入された、70系に続くリニアモータ駆動車両です。試作車は2004年に製作されました。
 車体は70系と同じアルミ製で、車体断面を一部変更し、70系のような窓の途中で折れる構造を回避したようです。
 制御方式は70系と同様VVVFインバータ制御ですが、スイッチング素子をGTOサイリスタからIGBTに変更し、2レベルインバータ、ベクトル制御方式とされました。
 2006年12月の今里〜井高野間開業までに4連17本が投入されました。
 走行音[osk80a.mp3/1.08MB]
 80系は日立製インバータと三菱製モータが採用された模様ですが、試作車についての情報しかなく、量産車も含めて、全車両が同じであるかは分かりません。
 VVVF音については日立2レベルIGBTと分かる音で、加速時はJR東日本E531系などと同様の「ヒュルヒュル…」系の非同期モードで、減速時はまるでGTOサイリスタの70系と同じようなVVVF音が聞こえてきます。ただし、停止直前まで非同期モードの音が聞こえてくる違いがあります。
 ドアチャイムやドア開閉予告チャイムは、堺筋線66系IGBT車(13〜17編成)と同様のものとなっています。
 録音は今里筋線だいどう豊里→太子橋今市間です。
 走行音[osk80b.mp3/958KB]
 VVVF音などは何も違いはありませんが、こちらは途中駅止まりで終着区間となる走行音です。途中でのブレーキ緩解などがないようだし、放送も終着用の、いろいろと特徴的な内容になっているので、この区間も紹介してみました。
 録音は今里筋線太子橋今市→清水間です。
・その他の写真
 8411号車から8511号車の室内です。70系とは違い、ドア窓がストレートになるよう、車体断面が変更されています。
 2006.12.24 今里筋線井高野駅にて撮影

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