・泉北3000系(画像をクリックすると更に拡大画像が見られます)
3504以下6連
3504以下6連
2007.3.15 南海線天下茶屋駅にて撮影
 1975(昭和50)年、2年前に実施された1500V昇圧以後のモデルチェンジ車として登場しました。当時の既存車種である100系と同じ20m4扉車で、セミステンレス車である点も共通しています。
 主回路機器は南海6200系に準じているそうで、100系の1M方式から2両ユニット方式、1C8Mの制御装置に変更されています。そのため、編成は4M2Tの6連と2M2Tの4連の2種類で製造されました。
 1977年の新造車から冷房付となり、1986年の増備車からはオールステンレス車体に仕様変更されました。1989年まで増備が続き、最終的に6連6本、4連6本の計80両が製造されました。
 1999年度には一部車両が先頭車化改造され、電動車同士での2両編成も登場しました。2006年から廃車が始まり、2011年4月現在4連8本、2連3本の38両が在籍しています。
 走行音[snb3000a.mp3/971KB]
 南海6200系に準じた仕様と言われているだけあって(もちろん勾配用の抑速ブレーキなどは省略)、6200系と同じような音をたてているように感じます。速度のほとんど出ない区間でしか録れていないもので、かな〜り物足りない走りです。
 録音は南海高野線三国ヶ丘→堺東間です。隣のJR阪和線では三国ヶ丘〜堺市でももう少し走るんですけどね…。
・その他の写真
 3554以下2連+3514以下4連で、先頭の3554は先頭車化改造車です。
 2011.11.30 南海線天下茶屋駅にて撮影

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